田植とその民俗行事目次

序文 文学博士 魚澄惣五郎

序文 常民文化研究所 宮本常一

「新藤久人君の努力を称える」 広島県知事 大原博夫

「郷党の研究学新藤君を推す」 広島市長 渡辺忠雄

「愛弟子新藤久人君の出版に当って」 広教委次長 三沢貫吾

著者のはしがき

一、 田植の意義（古事記、日本書記、万葉集、考古学的見地）/1

二、 苗代（イ）苗代の時期、（ロ）田ごしらえ、（ハ）くぐし（ニ）苗代の形式/5

（ホ） 籾の播種と育成/14

三、 田作り/16

四、 田植/26

（イ） 田植の運営形式の今昔/26

（ロ） 代掻き/29

（ハ） えぶりつき/49

（ニ） 苗持子供/51

（ホ） 苗取り（のうばせ）/53

（ヘ） 焚火/54

（ト） 田植（早乙女、田植の形式）/58

五、 田植飯/65

六、 花田植と田楽（飾牛、囃子手、早乙女）/69

七、 田植歌/82

（イ） 田植唄の意義/82

（ロ） 田植唄の由来/83

（ハ） 田植唄の由来書/83

（ニ） 田植唄の歌い方/86

（ホ） 田植唄の歌曲（楽譜）/91

（ヘ） 田植歌草子口伝之鑑全/102

（ト） 田植歌（その二）/148

（チ） 田植歌（その三）/166

（リ） 田植歌雑紙（文政九年二月丙戌）/178

（ヌ） 田植歌草子（その五）/189

（ル） 古本田植歌（その六）/206

（ヲ） 島根県邑智郡付近の田植歌（その七）/223

（ワ） 北備地方の田植唄（その八）/239

八、 しろみてと半夏/283

（イ） しろみて/283

（ロ） 半夏/285

九、 虫送り踊/286

（一） 虫送りの由来/286

（二） 虫送りと関係の深い新庄の南条踊について/288

（三） 虫送り踊と関係の深い本地と今田の花笠踊について/292

（四） 稲作と関係深いと思われる沼隈踊について/304

（五） 虫送り、麻がら祭と関係深い千代田町の夏祭/306

（六） 農耕生産と深いつながりを持つ三原のヤツサ踊について/310

（七） 農耕生産と深い関係を持つ久井の祇園踊について/314

十、 四郎五郎/323

十一、 水利と潅溉/324

（一） 水利の苦心/324

（イ） 河川の利用

（ロ） 堤防

（ハ） 谷川の利用

（ニ） 水車

（二） 旱天/328

（イ） 水番

（ロ） 井手せき

（ハ） 水汲み

（ニ） 雨乞い

十二、 後がき/345