標題

目次

第一斷篇　暴虎憑河の勇/1～25

（一）　はしがき/1

（二）　スラヴの憤起/5

（三）　最劣等なる總制/8

（四）　スラヴ魂/13

（五）　日本の一大危機/17

（六）　戰鬪のエネルギー/20

第二斷篇　萬寳山の頂上より/26～58

（一）　俯仰感慨に禁へず/26

（二）　露國振天府の飾物/29

（三）　奉天街頭の血祭/33

（四）　呪ひの目標/36

（五）　格鬪混亂の渦/40

（六）　疑はしき日本魂/44

（七）　人は生身である/47

（八）　悲憤慷慨/51

（九）　露都の大恐悦/55

第三斷篇　戰勝と戰敗/59～87

（一）　何かの前兆/59

（二）　偏狹なる國民性/63

（三）　在郷將校に與ふる書/66

（四）　一年志願兵に與ふる書/69

（五）　後顧の患/74

（六）　徴兵檢査場の悲劇/79

（七）　現役將校に與ふる書/84

第四斷篇　臆病なる日本兵/88～107

（一）　地平線の彼方/88

（二）　哥薩克の大集團/92

（三）　烏合の衆/97

（四）　嗚呼此醜態！/100

（五）　馬蹄の塵/104

第五斷篇　來るべき敗亡/108～132

（一）　生物の死際/109

（二）　新しき恐怖/113

（三）　殺戮的本能/118

（四）　軍人の危險思想/122

（五）　敢て青年に與ふ/125

（六）　意味なき平和/129

第六斷篇　全滅の一個旅團/133～159

（一）　日本軍の彈撥力/135

（二）　苦辛慘憺の迹/139

（三）　四面楚歌の聲/142

（四）　四分五裂/145

（五）　戰場の悲觀病/148

（六）　日本刀の錆び/152

（七）　親馬鹿子外道/154

第七斷篇　臆病聯隊長/160～184

（一）　演習には剛膽/160

（二）　肯綮に中れる綽名/164

（三）　十枚襲ねの襦袢/167

（四）　功名爭ひと天罰/171

（五）　遲かりし涙/178

（六）　彼の末路/182

第八斷篇　不忠義者裳一束/185～209

（一）　大石忠義といふ卒/186

（二）　自業自得/190

（三）　天罰覿面/193

（四）　口は重寳なもの/197

（五）　今も忘れぬ哀音/200

（六）　戰場忌避/205

第九斷篇　黒雲濛濛集/210～232

（一）　彈下の虚榮心/210

（二）　僞善家の大隊長/215

（三）　戰鬪の講評/220

（四）　再び一年志願兵を戒む/224

（五）　哥薩克の馬蹄を怖れて/229

第十斷篇　戰爭の準備/233～254

（一）　我等の墓場/234

（二）　不完全なる戰勝/237

（三）　國防を急げ/240

（四）　我等の亞細亞/243

（五）　虎視耽耽たる列強/247

（六）　日本人の覺悟/250