標題

目次

第一席　阿倍晴明幼年の事、並に尾花丸都入りの事/2

第二席　道滿尾花丸問答の事、並に尾花丸御惱平癒御祈祷の事/27

第三席　帝御惱平癒の事、並に尾花丸晴明となる事/54

第四席　晴明唐土へ渡って仙術を學ぶ事、並に小野道風惡漢を捕ふる事/76

第五席　晴明我國の危急知て唐土よち歸る事、並に醉庵法術を以って邪正明断の箱を奪う事/97

第六席　賴光賊を捕へて邪正明断の箱を取戻す事、並に基方の妻子生害の事/131

第七席　平の將門亂を起す事、並に武藏守與世の妻子の事/151

第八席　朧丸捨兒となる事、並に彌助熊鷹權五郎を殺して信濃を立退く事/166

第九席　彌助山賊關の太郎次郎を手下とする事、並に京都へ出でて都の様子を窺ふ事/182

第十席　彌助保昌の妻和泉式部に戀慕する事、並に彌助袴垂保輔と改名する事/198

第十一席　小式部母和泉式部を救ふ事、並に袴垂保輔賊となる事/207

第十二席　卜部季武不義の汚名を被る事、並に玉瀨平太夫娘取戻しに苦心の事/224

第十三席　袴垂保輔公卿の衣を奪ふ事、並に關白殿下の使者と僞る事/235

第十四席　保輔姫松を奪ふ事、並に保昌保輔を追ふ事/262

第十五席　保輔道魔法師より震動の術を授かる事、並に禪司保昌計略にて高島城内へ乘り込む事/278

第十六席　保輔鬼童丸と兄弟の義を結ぶ事、並に鬼童丸馬を盗む事/300

第十七席　賴光足柄山に怪童を見出す事、並に怪童金時と改名の事/329

第十八席　坂田の金時賊を退治する事、並賴光雪の舞を見給ふ事/354

第十九席　卜部季武源家へ歸參の事、並に季武怪力荒太郎に出會の事/374

第二十席　賴光四天王土蜘蛛を退治する事、並に羅生門怪異の事/398

第二十一席　鬼童丸賴光を狙う事、並に保輔四天王を苦める事/420

第二十二席　袴垂保輔山寺にて母に面會の事、並に保輔前司保昌の手に捕はるる事/443

第二十三席　蘆屋道滿藤原基方死罪の事、並に晴明神に祀らるる事/471