論文目録

目次

序章

p1

第一部 南進論の｢制度化｣と軍部

p14

1章 海軍南進論の形成と展開

p14

はじめに

p14

1.資源問題と海軍

p14

2.｢一九三六年危機｣論と南進論

p23

3.｢国策ノ基準｣と南進政策

p35

4.国際環境の変化と南方問題

p45

5.海軍の南方調査

p54

むすび

p62

2章 陸軍と南進政策

p80

はじめに

p80

1.陸軍の対外認識の推移

p80

2.日蘭会商と陸軍

p89

3.南方占領政策の決定過程

p99

むすび

p110

第二部 アジア主義と南進

p123

3章 大亜細亜協会と南方問題

p123

はじめに

p123

1.大亜細亜協会の発足

p124

2.大亜細亜協会の｢アジア連帯｣論

p126

3.『大亜細亜主義』の南方論

p132

むすび

p140

4章 興亜協会と｢南方工作｣

p153

はじめに

p153

1.｢南方工作｣の諸類型

p153

2.岩田愛之助と南方問題

p155

3.興亜協会の成立と役割

p164

むすび

p173

5章 天海･竹井十郎とインドネシア

p180

はじめに

p180

1.竹井天海の経歴

p180

2.天海と｢南進｣をめぐる諸問題

p185

3.南進論の高揚と天海

p198

むすび

p204

第三部 対外的拡張と｢拠点｣論

p216

6章 沖縄･南進･漁業

p216

はじめに

p216

1.近代日本の漁業南進と沖縄

p217

2.1930年代南進論と日本漁業

p223

3.戦時期の沖縄漁業の再編

p231

むすび

p235

7章 台湾と南洋-｢南進｣問題との関連で-

p243

はじめに

p243

1.歴史的背景

p243

2.台湾=｢南進拠点｣論の再登場

p248

3.戦時下の動員体制

p259

むすび

p264

8章 ｢濠亜地中海｣の国際関係

p270

はじめに

p270

1.日本と｢濠亜地中海｣問題

p270

2.オーストラリアの日本認識

p272

3.ポルトガル領ティモールと日豪(英)関係

p276

むすび

p290

第四部 南進をめぐる文化摩擦

p296

9章 南進と在インドネシア邦人社会

p296

はじめに

p296

1.国際社会の変化と邦人社会

p296

2.開戦前夜の邦人社会

p308

3.占領政策構想における邦人の地位

p317

むすび

p323

10章 サレカット･インドネシアと日本

p332

はじめに

p332

1.民族主義運動の日本関心

p332

2.在日留学生と民族主義運動

p342

3.｢大東亜戦争｣と留学生会

p350

むすび

p355

結章

p362

主要参考文献等について

p368