標題

目次

前篇

第一章 利子論の問題/11

本源的資本利子の槪念/(11)

利子論の根本問題/(14)

理論的困難/(15)

歸屬原則/(16)

費用法則/(19)

第二章 利子學說の分類/26

諸利子學說の分類/(26)

生產力說/(27)

利用說/(31)

制欲說/(33)

勞働說/(36)

打步說/(38)

第三章 現在財の價値優越/42

生產物の價値と生產手段の價値との一致を妨げる障碍原因/(42)

現在財の價値優越/(45)

第一主要理由/(45)

第二主要理由/(47)

第三主要理由/(48)

其の論證の缺點/(54)

三主要理由の作用に關する說明/(63)

第四章 企業者の資本利潤/69

現在財の價値優越から交換に於て發生する打步/(69)

企業者の資本利潤/(70)

種々の錯綜/(73)

分業の場合/(74)

持續的生產財の場合/(76)

種々の用途を有する生產手段の場合/(83)

第五章 市場の具體的關係/91

諸市場に關する實證的叙述/(91)

勞働市場の關係/(92)

信用の援用/(99)

生存資料市場の關係/(101)

供給の側/(101)

需要の側/(102)

生存基本の不足を前提とする說明への移行/(105)

後篇

第一章 資本の槪念/111

資本は中間生產物である/(111)

生產の諸條件/(112)

本源的生產力/(113)

中間生產物/(116)

資本と生存基本との關係/(117)

階梯的生產/(118)

階梯的生產構造論に對する異論/(123)

第二章 生產期間の測定/128

生產迂回は時間がかゝる/(128)

生產期間の測定/(129)

絕對生產期間/(131)

平均生產期間/(132)

社會的平均生產期間/(134)

平均待忍期間/(135)

生產期間の測定に關する異論/(136)

第三章 生產迂回剩餘收益性の命題/143

生產迂回は剩餘收益を生ずる/(143)

其の實例/(144)

其の證明/(146)

剩餘收益の遞減/(148)

其の實證/(148)

生產迂回剩餘收益性の命題の吟味/(149)

生產期間の延長は剩餘收益を生ずるとの命題に對する疑問/(151)

資本集約性の增大と生產期間の延長との關係/(152)

第四章 生存基本の不足/157

生存基本の不足とは何か?/(157)

有利な生產延長の機會は多數に存在するとする見解/(159)

其の機會は新發明に依存するといふ異論に對する反駁/(162)

生產期間の延長と資本利潤の存在との關係/(167)

生存基本の增加と新發明の援用/(172)

靜態的資本利潤論の性格/(174)

第五章 利潤率の決定/181

若干の假定/(181)

問題解決の條件/(183)

利潤率の決定機構/(186)

積極的利子率法則/(193)

最終の生產延長の收益性の程度の具體的決定原因/(200)

地代の存在する場合/(206)

若干の理論的歸結/(208)

其の歸結を現實に適用する場合に於ける危險/(210)

附論 資本の形成/217