新々百人一首 秋歌二首

丸谷才一/8

日記のごとくに 新聞の書かなかったこと

土居健郎/13

円高の音楽

中村紘子/36

ダヴィンチからエコ･テクノロジーヘ

合田周平/51

日本の｢沈默交易｣を排す

端信行/72

巻頭エッセイ 浄土-日本的思想の鍵

司馬遼太郎/18

文明を輸出するとき

伊丹敬之/40

芸術経済学を提唱する

馬場正雄/64

｢柔らかい個人主義｣批判――米国｢日本経済研究｣からの教訓

竹中平蔵/75

ワールド･ダイアローク 多様化社会をどう統合するか――日本とアメリカの戦後と脱戦後

山崎正和 ; ハーバート･パッシン/96

｢知識人群島｣ソ連

袴田茂樹/138

｢大正幻影｣(2)｢病はんだ薔薇｣と近代目的自我-佐藤春夫と花

川本三郎/116

｢銀座趣味｣の誕生――｢新青年｣に゛都会〟を読む

鈴木貞美/124

界てしなき｢家族｣の物語?――『アンチ･オイディプス』を読む

佐伯啓思/150

にぎやかな廃墟――イマジネーションの中の｢東京｣

池澤夏樹/159

言想語感 [国際化]の夢から現実へ

中谷巌/166

古典再読 『老子』『荘子』政治学者の老･荘体験

京極純一/172

対談書評 『昭和史への一証言』 松本重治著 知的エリーティズムの継承を

本間長世 ; 粕谷一希/180

『トータルシステムとしての世界』『人間の進歩』――ケネス･ボールディング著

編集部/196

『資本主義の本質と論理』――ロバート･ハイルブローナー著 //198

『核の倫理』――ジョセフ･S･ナイ･Jr著 //201

『ウイリアム･マーシャル-騎士道の花』――ジョルジュ･デュビー著 //203

[私の愛蔵本]『世外井上公傳』回想

小島直記/90

[街角の美]ヨコハマ･サファリ

岩尾克治/89

建築探偵･港ヨコハマをゆく

藤森照信/208