標題

目次

序/3

緖論 第一　經濟學史の基礎槪念/13

第一節　經濟史と經濟學史 學史の理解/13

第二節　マルキシズムの世界觀 辯證法的唯物論/21

一　はしがき/21

二　唯物論/23

三　辯證法/32

四　辯證法的唯物論の特質/39

五　唯物史觀/46

第三節　唯物史觀と經濟學史 經濟學史の方法論/54

一　經濟學史の發展的理解/54

二　經濟學理論の歷史的・發展的理解/71

第四節　經濟學史の本質および任務/85

一　唯物史觀における經濟學說の特殊的地位/85

二　經濟學說の階級性・歷史性/91

三　資本主義社會の止揚と經濟學史の終焉/100

四　經濟學史と經濟學者の個人的生涯/103

緖論 第二　資本主義發展の基礎條件/111

第一節　原始的蓄積と資本主義的生產方法の生成/112

第二節　機械の發明過程と工場工業制度の發生/117

第三節　工場勞働者の狀態と資本家的社會の本質的精神/127

第一篇　反擊の時代 フヰジオクラット學派/139

第一章　フヰジオクラット學派の成立/139

第一節　緖論 フヰジオクラット學派の先驅/139

第二節　フヰジオクラット學派の社會的環境/142

第二章　フヰジオクラット學派/145

第一節　自然哲學と「自然的秩序」・「人爲的秩序」/145

第二節　フヰジオクラット學派の經濟學/149

一　ケネーの自然哲學と『經濟表』/150

二　『經濟表』の說明/158

イ　『原表』の說明/158

ロ　『略表』の說明/165

三　『經濟表』における資本の槪念/173

四　フィジオクラット學派の價値槪念/181

五　唯物史觀の見地より觀たる『經濟表』の社會秩序の槪念/187

第三章　フィジオクラット學派の過渡的樣相/193

第二篇　資本家的經濟學の成立及び發展の時代 古典經濟學派/200

第一章　アダム・スミス/200

第一節　スミスの時代/200

はしがき/200

一　スミスの社會的・經濟的背景/201

二　スミスの思想的背景/208

第二節　スミスの經濟學/214

一　『諸國民の富』の性質/214

イ　彼の學的體系における經濟學の地位及び『諸國民の富』の結構/214

ロ　マーカンテイリズムへの反動と厚生經濟學/217

二　スミスにおける『利己心』とフヰジオクラット學派の『自然的秩序』/220

第三節　スミスにおける『人間性』の歷史性・階級性/226

一　觀察の立場/226

二　スミスの思想の根本的前提/228

三　彼の前提の吟味/236

四　『人間性』および經濟學の歷史性・階級性/241

第二章　トマス・ロバアト・マルサス/249

第一節　マルサスの時代的背景/249

第二節　『人口の原理』の第一版 共產主義思想への反駁/253

第三節　『人口の原理』第二版の主張/262

第四節　マルサス主義人口論に對する反對主張/267

一　抽象的人口法則と歷史的人口法則/267

二　マルクスの反對主張 絕對的・永久的人口法則の否定/277

第五節　マルサス人口論の誤謬及びその階級的性質/286

第三章　デヴイット・リカルド/290

第一節　彼の社會的存在と分配論/290

第二節　リカルドの分配論/293

一　地代論/293

イ　地代の槪念/293

ロ　地代發生の原因と地代の意義/296

ハ　農產物の價格と地代/298

ニ　絕對地代の問題/300

二　彼の地代論の歷史性及び階級性/304

第三節　賃銀及び利潤論/315

一　賃銀論/316

二　利潤論/321

三　結び/325

第四章　古典經濟學派の綜括的批判/326

はしがき/326

第一節　その階級的性質の確定/326

第二節　古典派經濟學派の學史的地位 一は保守的學派へ、一は社會主義學派へ/333

第三編　歷史學派 歷史學派の階級性/345

第一節　歷史學派の主張槪觀/345

（1）　歷史學派の萌芽 リストの古典學派への反擊/346

（2）　歷史學派の成立 ロッシヤーの『歷史的方法による國家經濟學』/351

（3）　ヒルデブラントの『現在および將來の經濟學』/354

（4）　クニースの『歷史的立場より觀たる經濟學』/357

（5）　新歷史學派 シュモーラーの歷史的・倫理的見解と社會政策學會 講壇社會主義/359

第二節　歷史學派の批判/367

（1）　方法論爭と私の學史硏究の立場/367

（2）　歷史學派の「國民經濟學」の定義とそれに纏る階級性/375

（3）　歷史學派方法論の社會的根據 その保守・反動性と社會政策學會の正體/387

（4）　經濟學史上における歷史學派の地位/398

第四篇　オーストリア學派/403

第一節　オーストリア學派の出現/403

第二節　オーストリア學派の理論 ボェーム・バウェルク主觀的價値理論について/412

第三節　その社會的・發生的理解/428

第四節　その理論的分析/440

第五節　その歷史性と階級性/453

結論/457

參考書目/461