目次

第1章 遺伝子説 森田敏昭

1・1 遺伝学のあけぼの

p1

1・2 メンデルの先駆者たち

p2

1・3 メンデルの研究

p4

1・4 細胞と遺伝

p9

1・5 遺伝子と遺伝

p11

第2章 細胞学と遺伝 森田敏昭

2・1 性の決定と伴性遺伝

p17

2・2 交叉と染色体地図

p21

2・3 唾腺染色体

p25

2・4 染色体異常

p27

第3章 突然変異 黒田行昭

3・1 自然および人為突然変異

p31

3・2 放射線遺伝学

p40

3・3 突然変異の利用

p61

第4章 細胞質遺伝 桑名誉

4・1 高等動物および昆虫の例

p68

4・2 高等植物の例

p72

4・3 酵母，カビ，原虫の例

p75

第5章 ミチューリン‐ルイセンコ説 吉川秀男

5・1 メンデル‐モルガン説との相違

p101

5・2 1956年度国際遺伝学シンポジアムにおけるソ連学者の報告

p102

第6章 集団遺伝学

I． 人類・動物・植物の集団遺伝学 大島長造

6・1 人類の集団遺伝学

p115

6・2 動物――主として昆虫――の集団遺伝学

p121

6・3 植物の集団遺伝学

p135

6・4 むすび

p138

II． 微生物の集団遺伝学 飯島貞二

6・5 適応

p141

6・6 変異と淘汰

p142

6・7 生理的変化

p145

6・8 種々の原因の組合わせによって起る適応

p147

6・9 集団の安定性を保つ適合型

p149

第7章 遺伝生化学

I． 遺伝子の化学的本質 関口睦夫

7・1 染色体の化学成分

p153

7・2 細菌およびウイルスの遺伝物質

p155

7・3 DNAの自己増殖

p159

7・4 遺伝子の作用

p166

II． 遺伝子の生化学的作用 桑名誉

7・5 初期の遺伝生化学的研究

p171

7・6 遺伝子・物質代謝・酵素

p181

7・7 遺伝子と高分子物質の特異的な関係

p197

7・8 二つ以上の遺伝子間の相互作用

p202

7・9 栄養物質でおきかえ得ない機能をもった遺伝子

p208

第8章 遺伝発生学 黒田行昭

8・1 突然変異に関する発生学

p217

8・2 組織培養の遺伝学への応用

p230

第9章 細菌とファージの遺伝

I． 細菌の遺伝 広田幸敬，飯島貞二

9・1 細菌の接合現象

p244

9・2 細菌の形質転換

p256

9・3 形質導入

p269

II． バクテリオファージの遺伝学 岡田利彦

9・4 バクテリオファージ(bacteriophage)とは

p286

9・5 バクテリオファージの増殖

p288

9・6 バクテリオファージの突然変異

p289

9・7 バクテリオファージの組換現象

p292

9・8 宿主依存変異

p308

9・9 バクテリオファージと細菌と

p314

第10章 遺伝子に関する近代概念 吉川秀男

10・1 遺伝子の微細構造

p319

10・2 遺伝子転換

p339

第11章 遺伝データの推計学的取扱い 塚本増久

11・1 推計学

p333

11・2 正規母集団に属するデータの取扱い

p335

11・3 二項母集団に属するデータの取扱い

p368

11・4 実験計画法

p381

索引

p1