目次

〔１〕　序說/13

〔２〕　明治時代/21

少年文学展望/22

巖谷小波の勸善懲惡主義/24

移植文学と冒險小說/40

お伽芝居の黎明期/42

わらべ歌と少年詩/42

小川未明のネオ・ロマンチシズム/44

明治の西歐文明と傳承文学/47

〔３〕　大正時代/49

童話文学展望/50

島崎藤村の啓蒙主義/53

小川未明の文明批評/55

鈴木三重吉と「赤い鳥」の童話童謠文学運動/57

「赤い鳥」の創刊と芥川龍之介、菊池寬の理智主義/66

「おとぎの世界」と小川未明の唯心的詩的傾向（一）/71

「赤い鳥」の作家のリアリズムとアイデアリズム/77

秋田雨雀の社会観的諷刺的傾向/80

豐島與志雄の無意味非寓意主義/83

有島武郞のヒュウマニズム/84

宇野浩二のエゴイズムの追求/86

佐藤春夫のニヒリズムと直感的詩の世界/89

吉田絃二郞のアイデアリズム/90

「赤い鳥」の小川未明の唯心的詩的傾向（二）/93

婦人雜誌、大衆雜誌などの童話作品/98

「金の星」「童話」の作家と傾向/99

「童話」誌の小川未明の唯心的詩的傾向（三）/104

濱田廣介の感傷的と啓蒙的傾向/110

山村暮鳥、土田耕平の素朴的傾向/115

童謠・自由詩展望/117

「赤い鳥」の童謠復興運動/119

北原白秋の写実的詩風と感覚的童心主義/120

西條八十の象徵的詩風と叡智的想像主義/130

「赤い鳥」の藝術自由敎育と北原白秋/136

「童話」誌の童謠と詩人たち/142

「童話」誌の西條八十の象徵的詩風/144

島木赤彥の写実的詩風/148

野口雨情の民謠的詩風/154

三木露風の象徵的詩風/160

兒童劇展望/165

久保田万太郞の少年少女劇/167

移植文学展望/167

鈴木三重吉と楠山正雄の再話/169

〔４〕　昭和時代/171

兒童文学展望/172

坪田讓治/179

小川未明/183

千葉省三、酒井朝彥、大木雄二、石森延男/188

塚原健二郞、北川千代、槇本楠郞、川崎大治/191

山本有三、吉野源三郞/202

宮澤賢治/205

奈街三郞、關英雄、佐藤義美/208

岡本良雄、壼井榮/217

藤森成吉、國分一太郞、猪野省三、筒井敬介/221

小出正吾、後藤楢根、二反長半/226

平塚武二、新美南吉/231

竹山道雄、石井桃子、北畠八穗/241

波多野完治、吉田甲子太郞、松坂忠則/244

木內高音、靑木茂、水上不二/246

柴野民三、横山トミ/251

土家由岐雄、片山昌造、サトウ・ハチロー/254

少年少女小說展望/257

吉屋信子、若杉慧、南洋一郞/261

童詩・少年詩展望/266

北原白秋、與田凖一、巽聖歌/268

サトウ・ハチロー/282

小林純一、野上彰、藤田圭雄/286

百田宗治、丸山薰/289

坂本越郞、大木實/290

兒童劇・学校劇展望/291

齋田喬、宮津博、永井鱗太郞、落合聰三郞/294

移植文学展望/298

楠山正雄、高橋健二、光吉夏彌、中野好夫/300

童画展望/302

竹久夢二/306

初山滋、武井武雄/307

淸水良雄、川上四郞、村山知義/308

岡本歸一、本田庄太郞、河目悌二/310

多田北烏、藤澤龍雄/311

安泰、黑崎義介、川島はるよ、松山文雄/311

鈴木壽雄、林義雄、淸原ひとし/312

中尾彰、茂田井武、齋藤長三/313

〔５〕　結語/315

主要索引/328